BLOGブログ

「日本照明工業会のJIS規格に基づく照明ポールの選定ガイド」


照明ポールに規格が存在することはご存知でしょうか。

照明ポールを設置する際、規格に乗っ取った形で設置することが重要です。

当記事では、日本照明工業会のJIS規格を参考に、照明ポールの規格の種類、規格に対応した照明ポールについて解説します。照明ポールを効果的に設置するために、ぜひご一読ください。


照明ポールの規格とは


照明ポールの規格は、日本照明工業会のJIS規格は、日本国内での照明ポールの標準化を目指して制定されています。

この規格はJIL1001が最新であり、道路照明灯具、歩道照明灯具、制御装置を組み合わせて、道路・広場などに設置するテーパーポール(鋼製)についての規定となっていて、コンクリート基礎,又はこれに類する工作物に固定して使用される鋼製のテーパーポール(以下ポール)を対象にしています。

※テーパーポール:先に向かって段々細くなっているポール。

照明ポールの規格(材質)

本規格によれば、ポールの材質については下記のとおり定められています。


照明ポールの規格(構造)

本規格によれば、ポールの構造については下記のとおり定められています。


照明ポールの規格(表面処理)

本規格によれば、ポールの表面処理については下記のとおり定められています。


照明ポールの規格(検査)

本規格によれば、ポールの検査については下記のとおり定められています。


工程内検査


受入検査


検査証明書



まとめ

屋外照明ポールの設置については、日本照明工業会のJIS規格を参考にして照明ポールを選定することで、安全性、信頼性、品質の確保を守ることができます。

ポールの選定は、安定した照明設備の構築にとって重要な要素であり、照明効果を最大化するために重要です。



寛大工業では照明ポールやアダプタ、アーム等の製造を行っております。ご質問やお見積り等、寛大工業HPのフォームよりお気軽にお問い合わせください。



参考資料:照明用テーパーポール(鋼製)JIL 1001